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「柴犬 物見遊山」が出来るまで その①(柴犬ペンダント)

5月6日にも紹介しましたが、「柴犬 物見遊山」の作成プロセスを少し書いていきたいと思います。

【1.前提条件】
まず、「柴犬 物見遊山」には以下の物理的な制限があります。
・2cm×3cmのペンダンドヘッド(ミール皿)に収まるデザインであること
・彫れる範囲の細かさであること

また「物見遊山」であるため、モチーフが名所・名物であることが必要になります。

そのため、主題は「2×3の消しゴムで再現できる」×「名所・名物」を探すことになります。


【2.イメージ作り】
以上を前提条件として、具体的なテーマ選定では
①作成したいイメージを最初につくり、
②2×3内で再現するための工夫
をします。

作成中の『柴犬 物見遊山 名古屋しゃちほこ編(仮題)』は、こんなイメージからスタートしています。
「柴犬 物見遊山」が出来るまで その①(柴犬ペンダント)_f0332658_1634166.jpg

メモ書きのため雑ですが、左が「柴犬」、右が「しゃちほこ」です。

「柴犬が遊びに誘うときの前傾姿勢」と「しゃちほこの姿勢」を対比させようというものです。


【3.ブラッシュアップ】
しかし、このまま2×3に当て嵌めると柴犬もしゃちほこも1×0.5以下の極小になるため、さらに工夫していくことになります。

(続く)